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FLC LOG WORKSは、目前に琵琶湖、背後に比良山系を望む場所でセルフビルドしたログハウスから、こだわりの情報を発信します。

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水の問題Problem of the water

日本の水の現状

●水は天下の回りもの
 「水は買っても所有したことにはならない」とはよく言ったものです。我々が、日常使う水は生活廃水として、また工場から流れ出た水は工場廃水となって川に注ぎ、やがて海や大気に戻って行きます。それらは雨になったり、地下水になったりして再利用されます。
 これが水循環です。しかし、問題は生活廃水あるいは工場廃水などにより環境が汚染され、飲み水もまた汚染されることにあります。我々は、この水の循環原理(注)のなかで生きている以上、水源環境の破壊は、我々の健康な生活を損ない、その影響は子孫にまで及ぶことになります。
(注)水循環
 河川水は、地球全体の水の1/100万に当たる。これは一人 当たり250トンに相当し、生活用水として1日当たり250リットルを使用すれとすれば3年しか利用できないことになります。しかし、我々は水を再利用(循環原理)して生きています。ちなみに、人は1日当たり250〜350リットルの水を使用し、4人家族では1トン以上を毎日消費していることになります。


●水に対する日米の考え方の違い
 日本は昔から山紫水明の国と言われ、水は豊富できれいであり、かつ安全であるとの信仰にも似た考えが広く行き渡ってきました。今でも、かなりの人がそう思っています(信じられませんが)。
 ですから、水に対してはおいしさを求める傾向が強く、ミネラル信仰が今でも生きています。一方、アメリカでは飲料水の汚染により病気が発生した苦い経験があり、おいしさよりも安全な水を追求してきた社会的背景があります。この社会的背景の違いは、水質基準の設定や浄水器の認定に対する取り組み方の違いとして現れています。


●琵琶湖の汚染
 近畿の水瓶と言われる琵琶湖の水質は悪化しており、危機的状況にあります。南湖ではプランクトンが多発し、CODは5ppm以上に達することもあり、環境基準の1ppmを大きく上回っています。96年度の南湖のCODは平均3.0ppmでしたが、ここ数年は大きな変化は見られません。北湖のCODは2.5ppmで、南湖より少しはましでしたが、年々この値も大きくなっており、水質の悪化が気になります。
   第一段階 カビ臭(1969年)
   第二段階 淡水赤潮発生(1977年)
   第三段階 アオコの大発生(1987年)
 アオコは水質が富栄養化し、極度に悪化すると発生します。らん藻類のミクロキスティスがその正体で、アオコの中には毒性の強いものもあります。
(富栄養価現象:窒素やリンなどの物質が水に大量に入ってくることによって植物プランクトンが増え、生態系に大きな影響を与えることをいう)


●琵琶湖の水は何故汚れるのか
 琵琶湖に注ぐ河川は大小合わせて460本あり、生活廃水、工場廃水、農地やゴルフ場の化学肥料や農薬が川の水と一緒に運び込まれます。出る方は琵琶湖疎水と瀬田川のみであり、琵琶湖の水が全て入れ替わるには20年はかかると言われています。滋賀県全体の下水道普及率は34%で県の人口は6%の割合で増加しています。
 自然のヨシ帯を埋め立て、コンクリート護岸で囲み生態系の破壊が進んでいる現状を考えると、水源の水質は悪くなっても、今後良くなるとは思えません。このように汚れた琵琶湖の水が淀川にまで流れ込み、大阪を始めとする近畿の水源として利用されています。
 ですから、浄水場では大量の塩素を用いて浄水しており、東京、名古屋と比較しても高い濃度の発ガン物質(例えばトリハロメタン)を含んでいます。しかし、最近では高度浄水処理のおかげで大阪市の水はかなり改善されたと思われます。
 また浄水場だけではなく、下水処理場でも汚水の浄化後に河川へ放流する前に大量の塩素を用いて消毒しており、琵琶湖の水は塩素が大量に流れ込んでいます。琵琶湖の水を汲んで火にかけ蒸発させると、鍋底には白いカルキが残るほどです。下水処理水が流れ込む下流2〜3kmには魚も水生生物もいないことは滋賀県漁連からも発信されています。
 上記の水循環が行われるほど琵琶湖は汚れていく一方です。ディレカは塩素にマイナス電荷を与えて、塩素イオンに変換します。塩素イオンとは、水中に溶解している塩化物(NaCl, KCl, CaCl2)中の塩素分をいい、海の塩分などの形で自然界に広く存在し、安全な形です。


●塩素処理
 一般に浄水の過程では、2ヶ所で塩素を注入します。一つは凝集沈殿の前の時点、もう一方は濾過処理を済ませて送水する前の時点です。最初の塩素注入を前塩素、後の方を後塩素注入と呼びます。
 前塩素注入は、原水中の鉄、マンガンやアンモニア性窒素のような被酸化性物質と反応させ除去することだけでなく、殺藻・殺菌効果により沈殿池などでの生物増殖を防ぐことが目的です。後塩素は、給水栓へ送配水する途中での衛生的状態を保持するために注入します。
 例えば、断水時には汚水を吸い込む危険性があり、そのような場合に備えて残留塩素を一定濃度に保ち、殺菌する必要がある訳です。法的規定ではありませんが、水道法では、末端給水栓において残留塩素を0.1mg/l以上としており、広域水道の配水区域では浄水場から家庭の蛇口まで二〜三日以上かかるところもあることから一番遠い所を目標に塩素を入れることにしています。
 0.1mg/l以上ということは、理屈の上では幾らでも塩素をいれてもよいことになり、従ってどうしても高めの注入なってしまいます(新しい水道基準によると、上限は1mg/l程度との表現で最大値を設けた)。表に示すように、他国と比較しても日本の基準がかなり高めに設定されていることが分かります。
 その背景には、戦後マッカサーの命令で米軍(野戦)で採用されている高濃度の塩素注入が導入された経緯があります。さらに高度成長期を境に水質の悪化に拍車がかかり、世界でも類を見ない塩素使用となっています。


●各国の飲料水の残留塩素基準
EU:安全に支障がないこと
ドイツ:少なくとも0.1mg/lを超えないこと
オランダ:国の基準には記載なし。0.2mg/lを超えないこと(オランダ水道協会基準)
スイス:0.1mg/lを超えないこと
ベルギー:0.25mg/lを超えないこと
日本:0.1mg/l以上(水道法第16条衛生上必要な措置)1.0mg/l程度以下(快適水質項目で通知)


●塩素殺菌
 塩素は水と反応し、次亜塩素酸と塩酸を生じます。

 Cl2 + H2O → HClO + HCl
(塩素) (水)(次亜塩素酸)(塩酸)

 HClO → HCl + O
         (発生期の酸素)

 塩素に触れたり吸ったりすると、皮膚や喉の粘膜から水分を奪い、次亜塩素酸と塩酸を生じ、強い刺激を与え、細胞を破壊します。その主役は発生期の酸素であり、これには殺菌作用および漂白作用があります。浄水場においては、殺菌のみならず鉄、マンガン、アンモニア等を酸化除去し、水をきれいにする目的で使われています。


●塩素注入の問題点
 安価で殺菌力が強く、効果も持続しますので、大量に確実に殺菌する方法としては塩素が最も適しています。しかしながら、
@塩素はビタミンを破壊したり、
A動脈硬化症や心臓病といった循環器障害を引き起こすことが報告されています。
B塩素はまた、水道水中の有機物(フミン酸;植物の腐敗、トイレの排水が細菌や微生物の分解能力を超えた時にできる有機物)と反応しトリハロメタンを生成します。
 4種類のトリハロメタンは発ガン性、変異原性があるとし1981年規制項目として水質基準に加えられました。

@ビタミン破壊
 水道水中の塩素は食物に含まれるビタミンを破壊してしまうことが分かっています。お茶や野菜に含まれるビタミンCは、水道水中の塩素と反応して瞬時にアスコルビン酸-酸化体と塩酸に変わり破壊されます。
 水道水でお米を炊くとビタミンB1が破壊され半減しますが、塩素のない水ではほとんど壊れないことが証明されています(京都大学、糸川教授)。ディレカを通した水道水では後者の結果が得られるでしょう。

A成人病
 塩素は血管壁の動脈硬化を引き起こし、心臓発作や脳血管障害を引き起こす可能性が指摘されています。
 水道水に塩素を多く入れていない1920年以前には心臓病は注目されていませんでしたが、塩素を本格的に使用し始めてから10年後(1930年代)に統計的にも重大な病気として認められるようになりました。ミネラルの多い硬水地区では、動脈硬化による心臓病の発生率は低いと報告されています。ミネラルは塩素と反応して塩素を無毒化すると考えられます。
 朝鮮戦争及びベトナム戦争で戦死した若い兵士(20歳前半)を検死解剖したところ、極めて高いアテローム性動脈硬化症が見出されました。これは、戦場においては衛生上の問題から高濃度の塩素を飲料水として飲まざるを得なかったことも一因と考えられています。

Bトリハロメタン
 塩素と反応してできる有機塩素化合物はトリハロメタンだけではありません。塩素と反応する他の有機化合物全体を表して全有機ハロゲン化合物(TOX)と言います。トリハロメタンはその中の一部でありTOX全体の2割を占めますが、残りの8割は正体不明の物質で、危険なのはむしろこちらの方と言われています。
 トリハロメタンは比較的低沸点の物質であるので、煮沸すれば揮発しますが、他の正体不明の有機塩素化合物は沸点が高く不揮発性なので煮沸するとかえって濃度が高くなります。トリハロメタン以外の塩素化合物としてはクロロ酢酸類、アセトニトリル、クロロアセトン類等が確認されており、いずれも発ガン性、変異原性が認められています。


 僕は自分の体を守り、家族の体を守り、地域の環境を守り、周辺の水環境を守りたいと思い、ディレカを紹介したいと思いました。
琵琶湖のそばに住んでいて、昔の水環境を取り戻す一助となれると思ったのです。
昔の水環境が取り戻せれば、ディレカは不要になるのではないかと思います。
日本は世界一の洗剤消費→原水(水環境)の汚染→塩素の大量投入と悪循環を続けています。
ディレカはこのサイクルに歯止めをかけることができると思います。

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